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macOS のセットアップをする


はじめに

プライベートで利用している M1 MacBook Air(2020) を初期化する機会があったため、セットアップの手順を記録しておきます。

前提

移行アシスタントや Time Machine を利用すれば基本的に待機するだけでセットアップが完了しますが、社用パソコンの初期セットアップなどそれらを利用できないケースが考えられます。

そのため、今回は新規にユーザーを作成したうえでセットアップを進めます。

システム環境設定

次の手順でシステム環境設定を行ないます。

  • Apple ID でサインインする
  • Wi-Fi
    • ネットワークの接続をする
  • Bluetooth
    • ワイヤレス機器を接続する
  • サウンド
    • 通知音を OFF にする
  • 一般
    • OS のソフトウェアアップデートをする
    • ログイン項目で必要なアプリケーションを追加する
  • 外観
    • 外観モードをダークにする
  • コントロールバー
    • メニューバーに表示する項目を設定する
  • コントロールセンター
    • コントロールセンターに表示したい項目を選択する
  • デスクトップと Docks
    • Docks のサイズ変更
  • Touch ID とパスコード
    • Apple Watch でロックを解除できるようにする
  • キーボード
    • キーのリピート速度を最速にする
    • リピート入力認識までの時間を最速にする
    • キーボードの輝度を最低にする
    • キーボードショートカット
      • 入力ソース
        • 前の入力ソースを選択
          • ⌘ + Space
      • Spotlight
        • Spotlight 検索を表示を OFF にする(raycast による検索を利用するため)
      • 修飾キー
        • Caps Lock キーと Control キーを入れ替える
    • 入力ソース
      • ABC, ひらがな(Google)を設定
        • Google 日本語入力の入力ソースが表示されない場合は、一度他の入力ソースを設定したうえで再度入力ソースの編集を行なう
  • トラックパッド
    • 軌跡の速さを最速にする

ターミナル

次の手順でターミナル上で設定を行ないます。

  1. Homebrew をインストールする
  • /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
  1. Git をインストールする
  • brew install git
  1. dotfiles を clone する
  • git clone https://github.com/reona5/dotfiles.git
  • make コマンドを実行し、セットアップを行なう
  1. asdf でプラグインを追加し、動作するバージョンをインストールする
  • Ruby、Go、Node.js
  1. pnpm でグローバルパッケージをインストールする
  • pnpm add -g typescript typescript-language-server prettier @fsouza/prettierd eslint eslint_d
  1. Neovim を起動し、次のコマンドを実行してプラグインをインストールする
  • :Lazy
  1. tmux server を起動した状態で prefix + I を押下し、プラグインをダウンロードする

  2. GitHub の access token を設定する

各種アプリケーション

インストール済みの各種アプリケーションを起動し、初回設定を行ないます。アプリケーション一覧は Brewfile に書かれています。

追加で設定が必要なアプリケーションは次のとおりです。

  • Alacritty
    • Finder 上で ⌘ キーを押下しながらクリックして開く
  • Google Chrome
  • Raycast でショートカットキーを設定する
    • Raycast Hotkey
      • ⌘ + Control
    • Clipboard History
      • ⌘ + Control + v
  • DeepL でショートカットキーを設定する
    • ⌘ + ;
  • LINE でトークの送信方法を変更する
    • ⌘ + Enter

終わりに

今回は macOS のセットアップ手順をまとめました。

dotfiles を利用することでほとんどの設定を行なうことができますが、システム環境設定は初回に設定して頻繁に更新するこ伴いので、忘れていることもあり設定に予想以上に時間がかかりました。

また、dotfiles は CI で build 時の挙動を担保しているのですが、インストールしたアプリケーションを実際に起動しようとした際に依存しているリソースがなく立ち上がらないこともありました。 そのため、追加でライブラリをインストールするなど dotfiles の内容を見直すいい機会にもなりました。

今後も macOS をセットアップする機会はあると思うので、追加で気づいたことがあればこちらの記事に追記します 📝