出産後の手続きについて
はじめに
今年の 3 月に子を授かり、半年間の育休を取得しました。出産が 2 週間早まってしまったため、育休の開始時期も早まり出産前後は落ち着かなかったです。 特に子に関するさまざまな手続きに関しては、提出先や期限が複数あり煩雑であったため、主にどのような手続きがあったのか振り返っておきます。
職場での手続き
基本的には会社からの指示に従って進めていきましたが、同僚への引き継ぎ等も並行して行なうことから、できるだけ余裕を持って進めるとよいでしょう。
具体的には、次のような手続きがあります。
- 出産報告
- 育児休業申請
- 扶養追加申請
- 各出生関連書類の提出
- 夫婦共同扶養収入額確認票
- 母子手帳のコピー
- 育児休業にかかる記載内容に関する確認書
職場によって提出書類や手続きが異なる場合があります。 健康保険証の発行や育児休業給付金の申請に関して、健康保険組合ではなく国民健康保険である場合には役所での手続きが必要になるようです。
その他に、母親の場合は出産育児一時金や出産手当金の申請が必要です。特に出産手当金に関しては、職場に提出する請求書を産院で事前に記載してもらう必要があり、私の依頼先の病院では返却までに 1 週間ほど要したので、出産前に請求書を用意しておき早めに産院と連携しておくとスムーズでしょう。
役所での手続き
役所においてもいくつか手続きを進める必要がありますが、ものによって担当課が異なります。役所によっては課名が異なる場合があるのでご了承ください。
出生届
- 担当課
- 戸籍課
- 期限
- 生まれた日から 14 日以内
- 必要なもの
- 産院でもらえる出生届
- 母子手帳
- 印鑑
児童手当金
自治体によっては郵送での申請が可能です。
- 担当課
- こども家庭支援課
- 期限
- 生まれた日の翌日から 15 日以内
- 必要なもの
- 申請用紙
- 印鑑
- 健康保険証
- 通帳又はキャッシュカードのコピー
- 申請者・配偶者のマイナンバーカード
医療証
- 担当課
- こども家庭支援課
- 期限
- なるべく早く(1 か月健診で必要になるため)
- 必要なもの
- 申請用紙
- 印鑑
- 子の健康保険証のコピー
- 申請者のマイナンバーカード
出生連絡票
母子手帳に付属している用紙です。保健師の乳児家庭訪問に必要であるため、なるべく早く提出する必要があります。
まとめ
事前にどういった手続きが必要なのか知っておくことで余裕が生まれます。産後に母と子が退院するのはあっという間で、その後に怒涛の育児が始まることを考えると事務手続きは退院前にはできるだけ済ませておきたいところです。